特典19 クライアントに信頼される「定例MTGの進め方

30分で何を話すか・順序・資料の出し方の型
定例MTGは、ただの進捗報告の場ではありません。
「この人に任せていれば大丈夫」と思ってもらう信頼構築の場です。
このページでは、SNS運用代行で使える定例MTGの進め方の型を、初心者にも分かりやすく整理してお伝えします。
はじめに|定例MTGを「報告の場」だと思っていませんか?
SNS運用代行を始めて最初の案件を取ったあと、多くの人がここで躓きます。
「定例MTGって何を話せばいいんだろう」
「数字をそのまま読み上げるだけになっている」
「クライアントに聞かれたことに答えるだけで終わってしまう」
でも定例MTGは、ただの進捗報告の場ではありません。 定例MTGは、クライアントに安心感を与え、来月の方向性を一緒に決める場です。
この時間の質が、継続率・満足度・単価アップに直結します。 逆に言えば、毎月のMTGを正しく設計するだけで、「ずっとこの人にお願いしたい」と思ってもらえる状態が作れます。
まず大前提|定例MTGの目的を正確に理解する
目的① クライアントに安心感を与える
クライアントはSNSのことが分からないからこそ、あなたに任せています。 「ちゃんと動いてくれているのか」「何か問題は起きていないか」という不安を解消する場が定例MTGです。
目的② 次の1ヶ月の方向性を合意する
報告だけで終わるのではなく、「来月はこう進めます」という合意を取ることがゴールです。 この「一緒に作っている感覚」が継続の決め手になります。
定例MTGの基本構成|30分の使い方
30分の定例MTGは、以下の5ブロックで組み立てます。
冒頭の一言(1〜2分)
今日のゴールと流れを最初に共有し、MTGの着地点を明確にします。
先月の数値報告(5〜7分)
数字をただ読み上げるのではなく、「良いのか悪いのか」「なぜそうなったか」をセットで解説します。
良かった投稿・良くなかった投稿の分析(8〜10分)
具体的な投稿を見ながら、成果要因と課題の両方を整理します。
来月の方針と施策の合意(8〜10分)
「来月はどう進めるか」を提案し、クライアントとすり合わせます。
質問・相談・次回確認(3〜5分)
最後に相談の時間を取り、次回日程や確認事項を整理します。
ブロックごとの話し方|何をどう伝えるか
① 冒頭の一言(1〜2分)
最初に「今日のゴール」を伝えます。
本日は、先月の振り返りと来月の方針の確認をさせてください。 30分でお時間を頂いております。最後にご質問やご相談の時間も取りますので、よろしくお願いいたします。
最初にアジェンダ共有をするだけで、クライアントは「今日は何が決まる場なのか」を理解した状態で話を聞けます。
② 先月の数値報告(5〜7分)
数値報告は、「読み上げる」のではなく「解説する」ことが大切です。
- フォロワー数(先月比・増減)
- リーチ数
- インプレッション数
- エンゲージメント率
- 保存数
- プロフィールアクセス数
- 外部リンククリック数(必要な場合)
良い数字の伝え方
先月のフォロワーは〇人増えて合計〇人になりました。 先月比で〇〇%増加しています。 特にリールの〇〇投稿が〇万再生を超えたことが、増加につながったと考えています。
悪い数字の伝え方
フォロワー増加数は先月より少なく、〇人の増加でした。 原因としては〇〇投稿の反応が想定より低かったためです。 来月は〇〇という改善を試します。
悪い数字を報告する時は、「申し訳ありません」で終わらず、 原因と次の打ち手までセットで伝えることが重要です。
③ 良かった投稿・良くなかった投稿の分析(8〜10分)
数字の報告の次は、具体的な投稿の話に入ります。
- なぜ良かったのか
- 何が効いたのか(タイトル・構成・テーマ・時間帯など)
- 来月にどう活かすか
- 反応が低かった理由の仮説
- 何を改善すればよいか
- 同じ失敗を繰り返さないための対策
良くなかった投稿にも触れることで、「ちゃんと見て改善しようとしている人だ」という信頼につながります。
④ 来月の方針と施策の合意(8〜10分)
ここが定例MTGで最も重要なパートです。
- 来月のテーマ・方向性
- 投稿本数・頻度
- 新しく試したい施策
- 撮影や素材回収のスケジュール
来月は〇〇というテーマを中心に投稿していきたいと思っています。 理由は今月の分析で〇〇系コンテンツの反応が特に良かったためです。 具体的には〇〇・〇〇・〇〇という投稿を考えています。 この方向性でいかがでしょうか?
「来月もこれでいきます」と断定するのではなく、 提案してから合意を取る形にするのがポイントです。
⑤ 質問・相談・次回確認(3〜5分)
最後に必ず「何かご質問やご相談はありますか?」と聞いてください。
もし今後気になることが出てきた場合は、MTGを待たずにいつでもご連絡ください。 次回の定例は〇月〇日でよろしかったでしょうか?
資料の出し方の型|印象が変わるポイント
定例MTGで大きく差がつくのが、資料の出し方です。
明日の定例MTGに向けて、先月の数値レポートをお送りします。 ご確認いただいておくとMTGがスムーズに進みます。 もしご質問等あれば明日のMTGでお聞かせください。
資料の基本構成
- 1ページ目:今月のサマリー(数値・良かった点・課題・来月の方針)
- 2ページ目:数値の詳細(グラフ・表)
- 3ページ目:良かった投稿の分析
- 4ページ目:良くなかった投稿の分析
- 5ページ目:来月の施策提案
MTG中のコミュニケーションで意識すること
① 専門用語を使いすぎない
クライアントがSNSに詳しくない場合は、専門用語を噛み砕いて伝えることを意識します。
② 「なぜ」を必ず説明する
事実だけでなく、「なぜそうなったのか」まで話すことで、分析している印象になります。
③ クライアントの言葉を反復する
相手の言葉を使って返すと、「ちゃんと聞いてくれている」という安心感が生まれます。
④ 最後に決定事項を読み上げる
「今日決まったこと」を箇条書きで確認すると、言った・言わないのトラブルを防げます。
MTG後にやること|信頼を強くする最後のひと押し
MTG後にやることも、信頼構築の重要な一部です。
本日もお時間をいただきありがとうございました。
▼確認事項
・来月のテーマ:〇〇
・投稿本数:月〇本
・素材のご提供:〇月〇日まで
▼来月のスケジュール
・次回定例MTG:〇月〇日 〇時〜
引き続きよろしくお願いいたします。
議事録をすぐ送る人は意外と少ないからこそ、これをやるだけで 「仕事が丁寧な人」という強い印象を残せます。
よくある失敗パターン
失敗① 報告だけして終わる
数字を伝えて終わりでは、クライアントに何も残りません。 分析・提案・合意までセットで行うことが大切です。
失敗② 悪い数字を隠す・触れない
都合の悪い数字に触れないと、不信感につながります。 正直に報告し、次の改善策まで伝える方が信頼されます。
失敗③ クライアントに喋らせない
自分ばかり話すMTGは逆効果です。 「一緒に考えている感覚」を作るために、質問を挟みましょう。
理想の状態
数字を整理し、分析し、来月の打ち手を提案し、最後に合意を取る。 この流れを毎月繰り返すことで、継続率の高い信頼関係が作れます。
定例MTGの型|まとめ
- ① 冒頭の一言・アジェンダ確認(1〜2分)
- ② 先月の数値報告(5〜7分)
- ③ 良かった投稿・良くなかった投稿の分析(8〜10分)
- ④ 来月の方針と施策の合意(8〜10分)
- ⑤ 質問・相談・次回日程の確認(3〜5分)
- 前日までにクライアントに送る
- 1ページ目にサマリーを置く
- 1枚1メッセージでシンプルに作る
- 30分以内に議事録を送る
- 決定事項を明文化して共有する
定例MTGの質は、スキルではなく準備と型で決まります。 最初から完璧でなくて大丈夫です。 この型を毎月繰り返しながら、自分のものにしていってください。
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